実績
採用学研究所においては、エビデンスを活用して採用活動をより良いものにしていくために、民間企業を対象にリサーチ及びコンサルティングのサービスを提供しています。
以下、リサーチ及びコンサルティングの実例(一部)をご紹介します。採用学研究所のリサーチ及びコンサルティングにご関心をお持ちの方は「お問い合わせ」より連絡していただければと存じます。
1.採用プロセスの改善
クライアント企業における内々定の承諾者・辞退者に対して、アンケート調査並びにインタビュー調査を実施。学生がクライアント企業の採用プロセスにおいて何を学んでいるか。また当該企業に対して、どのようなキャリアイメージを形成しているかを明らかにした。調査結果に基づいて、当該企業の採用フローを再設計し、深い企業理解を促す学習プロセスを構築した。
2.人材要件の策定
クライアント企業の社員を対象に、アンケート調査及びインタビュー調査を実施。さらに適性検査も含めた網羅的な分析を行うことで、クライアント企業において入社後に社員が適応し、活躍していくメカニズムを明らかにした。調査結果をもとに、採用時に必要な要件と入社後の育成で獲得可能な要件を分類した上で、採用時の人材要件を策定。人材要件を採用プロセスに反映し、要件に合致する人材を効率的に獲得するための採用戦略を設計した。
3.選考基準の設定
クライアント企業の人材要件に基づく選考基準を設定した。アプローチとしては、面接官にアンケート実施。さらに近年の評価結果データと照らし合わせて、当該企業の面接能力と選考課題の特定を行なった。その上で、各選考プロセスにおいてどのような選考を進めていくべきか、スクリーニングプロセスを設計した。クライアント企業における選考プロセスと選考手法を改訂することで、応募者の見極め精度が上がった。
4.適性検査の開発
クライアント企業の社員・求職者に対する調査と業績・離職関連データに基づき、独自の適性検査を開発。採用の初期段階において、その検査を使用することで応募者を大きく絞り込むことに成功した。結果、一般的な適性検査結果に依存しない採用を展開できたため、他社との競合性を回避。辞退率の改善につながった。また、効率的・効果的な初期スクリーニングを達成したことで、一人あたりの面接時間を増やすことができた。